高校の家庭科の授業で洗濯について、「洗剤をたくさん使っても、汚れがよく落ちるワケではない。規定量を使いましょう」と習いました。
昔は家庭科の授業を受けるのは女子だけでしたが、わたしの高校では、勉強と遊びで忙しくて家事全般をしない・知らない生徒がほとんどで、担当の優しい先生も、時々あきれたような、嘆くような口調になることがありました。
洗剤の量について聞いたときもそうだったので、実習か何かの後だったかもしれません。
そちらは全く記憶にないのですが、その口調のおかげで内容はずっと残って、無駄に多くの洗剤を使わないようになりました。
それから何年も経ち結婚して子どもが生まれ、山盛りの汚れ物を毎日洗うようになると、汚れの部分を手でもみ洗いして、洗濯機でザっと洗ってすすぐのが、一番きれいになると実感しました。(汚れによっては、石けん等を使う)
ですが、時間もかかるし面倒くさいので、ほぼ洗剤&洗濯機まかせではありました。
敬愛するおもしろサイト『デイリーポータルZ』で、「洗濯洗剤は必要ないって、ホント?!」という記事が出たときは、「やっぱり!納得」とコーフンしたものです。
参考 洗濯洗剤は必要ないって、ホント?!デイリーポータルZこの記事は写真を大きくしたデジタルリマスター版ですが、元記事は2007年のもの。
洗剤量標準、洗剤量1/2、水だけ、クエン酸+120mlペットボトル(水を入れたもの3本、洗濯物にぶつかる衝撃を狙う)で、6種類の汚れを洗ってみた結果、
優勝は、まさかのクエン酸+ペットボトル
洗剤量1/2は標準量とほぼ変わらず、水だけも、よーく見ないと差がわからないほど。
洗剤は、香り付け効果のためにあるのかと思いますよね。
匂いの強い洗剤が流行ったことがありました。
そのときは流行に乗って使い「いい香り~」と思っていましたが、一旦辞めると、衣替えの1年ぶりの衣類にも残っている強烈な匂いにビックリした覚えがあります。
そうこうするうちに、マグネシウムが洗剤代わりになると知り、手間なく使えるような商品(洗たくマグちゃん)の存在を知って購入。
わたしは、規定の1/2以下の洗剤と併用して使ってました。
1年くらいして買い替えて、何の問題もなく使っていましたが、次の買い替え時期に、つい面倒になって洗剤オンリーに戻しました。
そうこうするうちに(こればっかりですが)先月末、消費者庁が「マグちゃんの効果に裏付けなし」として措置命令を出したことをさとうみつろうさんのブログで知りました。
みつろうさんが、フォロワーさんにアンケートを取ったら、消費者庁とは違って「効果あるよ」の声が多数。
効果がないのは使い方が間違ってるのでは?という意見もあったそうです。
ブログでは、かつて存在したSANYO「洗剤ゼロ洗濯機」の紹介もされてました。
その洗濯機を持ってる人の感想が、
「洗剤メーカーが消えるかも」と思うくらい汚れが落ちていた。
だけど、バチバチのケンカの後、(注:日本石鹸洗剤工業組合と)
「わざと性能を落とした洗濯機」をなぜか一度発売し、
消えて行ったサンヨー。
そうそう、マグちゃんは排水問題も考えて使っていたのだからと、再購入したのですが、ここでうっかりミス発覚!
以前はAmazonで買ったので、今回も「洗濯マグちゃん」で検索して、マグネシウム関連グッズから、見覚えのある商品をクリック。(長く使っていた愛着あるマグちゃん)
ところが、Amazonでは現在洗たくマグちゃんを取り扱ってなくて、わたしがクリックしたのは、マグネシウム(Mg)ではなく銀(Ag)イオン含有商品でした。
気がついたのが、明日届くというタイミング・・・
あらためて公式サイトから購入しました。
参考 マグちゃんオンラインショップマグちゃん洗たくマグちゃん問題はその後どうなったのかなと、みつろうさんのブログを見に行くと
マグちゃん流れで、「洗濯利権の妨害が~(笑)」などと書いたアメブロが消され、YouTubeも消されたそうです。
無料で使っているプラットフォームだから、広告主の意向に沿わないだろう発信は、消されても仕方ない・・・??
釈然としませんが、こんな風に情報が遮断されることがあること、一斉に報道されるからといって、事実とは限らないこと、陰謀論とも言えないこれらのことがフツーにあるという前提で、何ごとも判断していこう・・・と思わされた出来事でした。